アガリクス

アガリクスは、学名を「アガリクス・ブラゼイ・ムリル(Agaricus blazei Murrill)」「アガリクス・ブラジリエンシス」、和名を「ヒメマツタケ」または「カワリハラタケ」というハラタケ科のキノコです。
アガリクスは菌株、産地、栽培条件によって、特徴や含有成分が大きく異なります。
独立行政法人「国立健康・栄養研究所」の≪免疫・がん・炎症≫に関する評価
有効性に関するデータあり(菌株=KA21)
『健常成人8名(平均22.3歳)を対象とした二重盲検クロスオーバー試験において、アガリクス(A.brasiliensis KA21)を3g/日、7日間摂取させたところ、摂取前と比較してK562細胞に対するNK活性が増加したという予備的な報告があるが、対象が少人数で検定は摂取前後で実施しておりこの現象については、更なる検証が必要である』
『抗がん剤治療を受けている子宮がん、卵巣がんの女性100名(26-79歳、試験群39名、韓国)を対象とした無作為化プラセボ比較試験において、品質管理されたアガリクスを摂取させたところ、NK細胞の有意な活性化が認められ、抗がん剤の副作用(食欲不振、脱毛、全身脱力感など)が軽減されたが、他の免疫細胞に影響は認められなかったという報告がある。この現象については更なる検証が必要である。』